―――Vol.2 株式会社ブルームの五十嵐壮太朗さんの記事を読んで


佳奈

今回の取材で初めてドリパスを知ったんだけど、
その仕組みがすごく新鮮だった。

絵奈

SNSを効果的に利用した新しいシステムだもんね。

佳奈

記事を読んで五十嵐さんは、
仕事と趣味を分割しない人だなって思ったの。
私はその考えがすごくいいな、って思ったよ。
仕事と趣味を分ける人もいるけど、
私は好きなことを仕事にしたいな、って思っているから、
五十嵐さんの仕事に対する考えは憧れるな。

SAHOTY

内山先生(kajikajiメンバーの所属しているゼミナールの教授)
が言っていたんだけど、
映画で出演者やスタッフの仲の良さが垣間見える
メイキング映像って、かなりの宣伝効果があるみたいだよ!

はなこ

それって、作品を作っている人たちが
心底作品を楽しんで作っていることが
外に溢れちゃうんだろうね。
その楽しさが自然と観客にも伝わってしまう
っていう流れもあると思うな。

佳奈

もし、暗い雰囲気で映画を作っていたら、
作品自体も暗い雰囲気になってしまうかもしれないもんね。

はなこ

でも、五十嵐さんのお話にもあったけど、
楽しさだけを追い求めているだけでは続かないよね。
仕事だから、時には嫌なことが見えてしまう場合がある。
それでもやらなきゃいけいない部分が沢山あるから、
そこをうまくやっていくことが、
プロデュースなのかなって、私は強く感じた。
絶対に楽しいだけではないと思う。

あどみ

確かに、仕事は嫌な事も絶対あると思う。
それを乗り越えられるか乗り越えられないかが
プロとアマチュアの違いだ
って五十嵐さんもおっしゃっていたよ。

絵奈

五十嵐さんは、難しいことを
分かりやすい言葉で表現される方だよね。
だから、聞き手の耳にも、スって入ってくる。
これもプロデューサーとしては大事なことだよね。


SAHOTY

大事だよね!
プロデューサーはコミュニケーション能力が高い人が多いと思う。
だって、人に理解してもらわないと、
プロジェクトに人を巻き込むことはできないもん。

はなこ

個人的な話だけど、私は 『この人について行こう!』って思わないとついていけないかもしれない。
プロデューサーでも、そうやって分かりやすく、
みんなを引張ってってくれる人に
自然と人が集まるのかな、って気がする。


佳奈

五十嵐さんの記事で一番印象に残っているのは、やっぱり、
「五十嵐さんにとってのプロデュースとはなんですか?
についてのお答えだったな。

はなこ

私、1回誰かに
『日本は安易にプロデューサーって言葉を付けすぎです』
って、指摘してほしかった!(笑)
『プロデューサーとディレクターの違いは何?』
って思うから、"安易に付けすぎだな"って思っていたの。
すごい同感できたな。

佳奈

プロデュースっていう語源を辿ると
『推しすすめる』っていう意味がある。
プロデューサーは精神的に引っ張っていくイメージ。

SAHOTY

ディレクターは、計画とか実質的なところだよね。
一方で、プロデューサーは、 精神面でみんなを引っ張り、
頑張っていかなきゃいけないのかなって思う。

絵奈

日本は、何がプロデューサーかは人それぞれだよね。

佳奈

『1本ちゃんとしたコンセプトを持ってやらないと絶対にブレる』 って、kajikaji vol.1で取材させていただいた、 多摩ユースの山本さんがおっしゃっていて、 私はその通りだなと思ったの。 これは、"プロデューサー"の1つの基準になるのかなって思う。

あどみ

プロデューサーは絶対に1つのコンセプトから
ブレない人でいなきゃいけないと思う。
プロデューサーが動かしている人たちは、
目の前のことに必死でコンセプトを
見失うことがあるかもしれない。
だけど、プロデューサーだけは客観的に、
『こういうコンセプトの下に動いているから、
あなたがやっていることは、ちょっと違うよ』
って、ちゃんと言える人じゃなきゃいけないのかな。

はなこ

みんなを引っ張って行きつつ、
みんなの軌道調整をするのが
プロデューサーの立場なんだろうね。
カナ:そうだね!
プロデューサーって聞けば聞くほど、
色々な人によって定義が違うから面白いね!

絵奈

プロデューサーって、
簡単に言えばプロデュースをする人。
そう考えるとプロデュースするって生活において、
みんなが普段していることだよね。
例えば、自分の人生のために
自分をプロデュースしている。
こういう生活の中に色々なプロデュースがある中、
"プロデューサー"っていう名のついた役職があるから、
それが何なのか、本当に気になるな。
改めて、kajikajiって面白いね!笑

あどみ

しかも、取材をさせて頂いた方たちは
自分の生活もプロデュースしているし、
更に他の人もプロデュースしている。
相当楽しいだろうな。
『プロデュース』について考える
kajikajiの意義が改めて見出されてきたね!

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