佳奈

Farmer's Marketは、
複数人でプロデュースをしているんだけど、
そのスタッフの人数がたったの５人！
出展者とお客さんを楽しませるという大きなことを
５人でやってらっしゃるのはすごいよね。

SAHOTY

そうだよね。
毎回新しい出展者もいるのに、５人はすごと思う。

佳奈

当日はすることがないわけじゃないけど、
ほとんど見ているだけ。
これって、プロデューサーの理想の形だと思う。
もちろん、その分、当日までの準備が大変かもしれないけどね。

あどみ

毎週継続的に開催しているのも、すごいよね！

はなこ

ちょうど農業ブームと同時期だったのも、
すごい戦略だと思う。
もしかしたら戦略っていう意識はないかもしれないけれど。
最初は広告を沢山出していたけど、
今はそこまで広告を出さないんだって。
というのも、農業ブームそのものが宣伝になったみたい。
そして今ではFamer's Marketの活動自体に話題性があるから、
メディアの方から取材依頼が来ることもあるんだって。
上手くメディアを使って、ブームに合った戦略を立てる。
これって、プロデュースを学ぶ私たちにも、
すごく勉強になる宣伝方法だよね。

絵奈

確か、Farmer's Marketの始まった時期は、
ちょうど農業ギャルみたいのも流行していた時期だったよね。
だから若者はじめ、多くのターゲット層から
支持を受けたんじゃないかな。

佳奈

あとは、実家の農家を継いでいないけど、
農家を知ってほしい！ という出展者が結構いるみたい。
これは、すごくいいことだよね。
私とはなちゃんはFarmer's　Marketに
実際にお手伝い行ったんだけど、
野菜を生で食べるのってすごくおいしんだなと改めて感じたよ。
わたし自身、苦手なトマトが食べられるようになったもん！

はなこ

Famer's Marketでは、パプリカやレタス、セロリなど
他にもたくさん試食ができるんだ。
都会である、表参道でやっているけど、
"採れたての野菜は、おいしいよ！"
"私たちの育てた野菜はおいしいよ！"
という気持ちを、ここにいる出展者の方々は、
忘れないようにしたいんだなって感じた。

SAHOTY

こういう場所で買う野菜は、スーパーで買うよりも、
温かさがあるよね！

絵奈

Famer's Marketはお客さんの視点に立つと、
何度も来たくなるような雰囲気作りがされていると思った。
Farmer'sMarketに行ったとき、
ベーグルを買っているお姉さんが
『また来るわ』って言っていたよ。

佳奈

そうやって、人とのつながりを大事にしているところも
学ぶべきところだよね。
当日、田中さんたちプロデューサーは
Farmer's Market 全体を見ながら、
お客さんと会話をすることによって、
全体を盛り上げることができているのかもしれないね。
これが更なる常連さんを作っていくのに繋がるのかな。

はなこ

それと、毎回終わった後に必ず反省会をする
という点も大切だと思った。
スタッフで話し合うことによって
お客さんについての情報共有をすることは大切なことだよね。

SAHOTY

確かに、情報の共有ってすごい大事だよね。

佳奈

インタビューにもあったように、
どういうコンセプトで行くかが共有できていないと、
バラバラな方向に進んで行ってしまうってことがあるもんね。
5人でプロデュースをしているからかもしれないけど。
でも、１人でプロデュースをしている時でも、
周りとの向かっている所が全然違ったら、
プロジェクトもうまく行かなくかるかもしれないよね。
その面でもミーティングはすごく大事だなって勉強になった。

あどみ

五十嵐さん（kajikaji Vol2 掲載、ドリパスプロデューサー ）が
「プロデュースは人を繋げること」
って言っていたことを思い出した。
これはすごく深い言葉だと思ったんだけど、
Farmer's Marketに行くと、
いつも人と繋がれる感じがして
すごく楽しいよね。

あどみ

Farmer's Market の田中さんたちは、
その場の人たちが楽しそうに会話していて、
そこでおいしいご飯を食べて、
みんなが自然とニコニコになる、
人と人を繋げて、
そんな空気を生み出せているから、
理想的なプロデューサーの一つの形なのかなって思った。

佳奈

確かにそうだよね！
人と人を繋げることって、
私たちのテーマの"プロデュースって何？"の答えの１つかもね！