今回のKAJIKAJI第3号のテーマは、映画!
ということで、KAJIKAJIスタッフの佳奈と絵奈の2人が、
「第23回東京学生映画祭」に潜入してきました!


東京学生映画祭は、企画から運営まで、
全て学生が主体となって行っています。
もちろん出品作品も全て、学生が作った映像です。
映像作品はアニメーション部門と実写部門の2つから募集され、
毎年多くの学生監督からの応募があるそうです。
その中でも厳しい予選を通過した作品だけが本選で上映され、
アニメーション部門ではグランプリと観客賞、
実写部門ではグランプリ、準グランプリ、観客賞を競い合います。
また実写部門においては、優れた役者に贈る役者賞もあります。

今年の「第23回東京学生映画祭」は、5月27~29日に
下北沢の世田谷区北沢タウンホールで開催されました。

27日は昼と夜の2部構成で行われました。
昼の部は、「海外学生作品上映会―言葉と海を越えて―」
と題して海外の学生映画を上映、ゲストによるトークショーを行い、
また、夜の部ではアニメーション部門の本選が行われ、
予選より選ばれた7作品が上映され、ゲスト審査員と学生監督の
トークショーも繰り広げられました。
28日と29日では実写部門の本選が行われ、
予選より選ばれた9作品の上映と、
ゲスト監督、学生監督によるトークショーが行われました。

今回私たち2人は、5月28日に行われた
実写部門の本選1日目にお邪魔しました!
28日に上映された学生映画は以下の通りです。

・短編映像作品『死神』
 東京藝術大学「死神」製作委員会・山口直哉監督
・家出親父と3匹のどら猫
 東京造形大学映画研究会・武井賢人監督
・うそのなみだ
 日本大学芸術学部すーぱーのう゛ぁ・伊藤剣監督
・涙、君へおくる
 青山学院大学AMUSS・佐々木洸介監督
・パニック・コミック
 慶應義塾大学CRANK PLAN・奥山由之監督


作品の間にゲスト審査員と学生監督のトークショーがあり、
学生監督の撮影中の裏話や、
ゲスト審査員のプロの現場での話など、
様々なことを聞くことができました。
また、観客からも学生監督へ質問をすることができ、
トークに参加することができます。

休憩中は会場外のホワイエにいることもできるのですが、
ホワイエのデコレーションもすごいんです!

まずこちら。

これは、東京学生映画祭の感想などを書いて
自由に貼ることのできるボードです。
紙は来場した際に配られるパンフレットの中に入っていて、
誰でも自由に書いて貼り付けることができます。
ただ見に来ただけでなく、お客さんも参加できる工夫を
見ることができました。

続いてこちら。

これは、学生監督へのインタビュー映像をまとめたものです。
これによって、舞台の上では知ることのできなかった
学生監督の一面や、作品の裏話をより知ることができます。

最後はこちら。

これは、今回の東京学生映画祭を運営しているスタッフと
作品を応募してくれた学生のみなさんが、
お題に沿った思いをスケッチブックに書いているものです。
スタッフのみなさんの思いやキラキラした顔を見ることができます。

このように、学生映画の上映だけでなく、会場外の装飾などにも
様々な工夫がされていました。
学生映画を見るだけでなく、このような部分でも
楽しむことができます。

3日間の映画祭を経て、アニメーション部門と実写部門の
受賞作品が決定されました!

受賞作品は一体どの作品だったのでしょうか?
気になる方はぜひ東京学生映画祭のHPにて
チェックしてみてください。

【東京学生映画祭】
http://www.tougakusai.com/index.html

今回は、そんな東京学生映画祭を中心となって進めてきた
2人の学生にお話を伺いたいと思います。
このような大規模なイベントの裏側には、
どのような思いがあるのでしょうか?
そちらも併せてぜひご覧ください!


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